瀬川小児科アレルギー科医院/三島市寿町の小児科・アレルギー科

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第19回「子どもの心」研修会に参加して

平成29年5月13~14日に東京で第19回「子どもの心」前期研修会が開かれ2日間研修を受けてきました。国立成育医療研究センターの平岩幹男先生の「子どもたちへのライフスキルトレーニング」の講演の中で、ほめ方と注意する時のアドバイスがありました。うまくいってほめるときは1秒以内にほめることが大切で、ほめる言葉も、すぐにはでないので、5つくらい用意していると良いとのことでした。1秒以内に対応するときは、ほめる時はすぐに反応する、思い切り感情をこめて、ハイタッチなどの動作的補助も役に立つとのことでした。注意するときは3秒待つとのことです。頭の中で、1、2、3それからはなす、感情の高ぶりをおさえて、場面を子どもに説明させる→説明できたらほめる。その行動を止めるのではなく、次に行動がおきなくなるのが目標となるとのことでした。その後東北大学の瀧靖之先生から「大規模脳画像データベースから見る脳の発達と生活習慣の影響」講演を聴くことができました。脳MRIを使い健康小児の脳発達を研究していて、親が子どもをほめる頻度が多いほど情動に関与する大脳の島皮質の体積が正の相関関係で増大し、ほめると言うことが脳の形態に影響を与えていること、睡眠時間と海馬体積の間に正の相関がみられ十分な睡眠が重要であること等が報告されました。
この2日間で学んだことを臨床に活かしたいと思います。